蜂蜜酒(ミード)は、はちみつを発酵させて作る醸造酒です。
ミードは甘くてあまりアルコールを感じないモノ(ワインと同等程度)が多く、お酒が苦手な女性にもオススメできます。
今回は、これからミードに挑戦しようと思っているミード入門者あなたにミードの味わいやオススメの飲み方などなど、わかりやすくご紹介していきます。
味の変化
味わいは、主に甘口、辛口、スパークリングに分けられます。日本酒や、ワインなどにもあるように、蜂蜜酒にも違いがあります。
「 はちみつ、酵母、製造工程 」
の違いによって大きく味が変化してきます。
はちみつの種類
ミードは、はちみつの種類によって大きく味が変化します。はちみつは浸透圧が高いため発酵しにくいです。そのため、蜂蜜酒は水で薄めてからアルコール発酵させます。はちみつの味はどの花から採取した蜜を使っているかにより、風味が変化し、単花蜜か百花蜜によっても変化してきます。
単科蜜
単花蜜は一種類の花の蜜からできているはちみつのことです。
例えば、みかんの花から採れたはちみつであれば、柑橘系の酸味が含まれ、爽やかな味わいになり、ハゼの花から採れたはちみつはハーブを感じる味わいとなります。
使用する花の種類によってその花本来の風味、味を感じられるということです。
百花蜜
百花蜜は数種類の花の蜜からできているはちみつです。
数種類の花の蜜から採れるため、味が広がり、深さ、コクがでる味わいとなっています。
特に風味や味わいが深いのはニホンミツバチのはちみつです。セイヨウミツバチより採れる量が少ないため、とても貴重なはちみつになります。
ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違いについてはこちらの記事をご覧ください。
酵母
酵母は、糖をアルコール発酵させるために使われています。蜂蜜酒、ワイン、日本酒などの醸造酒は、糖をアルコール発酵し作るお酒です。
日本では、ワイン酵母で作られた蜂蜜酒と日本酒酵母で作られた蜂蜜酒があります。
製造工程
製造工程では、アルコール発酵とろ過工程によって味が変化してきます。
発酵を最後まで行うと、糖が少なくなり「辛口」になり、発酵を途中でとめると糖が残っているため「甘口」となります。
ろ過工程については、アルコール発酵が終わった後にする工程であり、主に、酵母を取り除きます。ろ過をすることで雑味がなくなりスッキリした後味になります。ろ過をしないと濃厚な味わいになります。
はちみつ・酵母・製造工程の違いによって大きく味が変化し、楽しみ方も何通りもあるということです。
味わいの種類
甘口
甘口の蜂蜜酒は、辛いお酒が苦手な方や食前酒や食後酒として飲みたいという方にぴったりです。イメージとしては、濃厚で旨味の強い梅酒に位置しています。
蜂蜜酒の例としては、meadolという商品が甘口です。蜂蜜の芳醇な香りとほのかな甘さですっきりとした飲み口になっています。
甘みはとても強く、中には蜂蜜のような濃厚さも含まれている蜂蜜酒もあるのでデザートの一杯としてもおすすめできます。
辛口
「辛口」の蜂蜜酒は、食事と合わせたい時にとても相性がいいです。はちみつの風味は感じますが、辛口の白ワインのようにとてもすっきりとしていて後に残らないので、どのような食事にも合わせることができます。
お肉・お魚料理は外せないです。例えば、アクアパッツア、ガーリックハーブステーキ、カルパッチョ、鳥もも肉としめじのバジル炒め、牛ステーキのチーズソース添えなどとの相性は抜群です。
スパークリング
「スパークリング」のミードは、シャンパンのようにとても華やかな味わいで、それにはちみつの香りが引き立っています。例えば、青藍飲料株式会社のMIELO6などが挙げられます。
ホームパーティー、女子会、大切な方への贈り物としてとても最適です。
まとめ
いかがでしたか?ここまでミードについて説明してきましたが、まだまだ知られていない一面が多いお酒です。
ミードはアルコール度数があまり高くなく、はちみつの芳醇な香りでスッキリとしたお酒です。
とても飲みやすくお酒が苦手な方にもおすすめです。また、見た目(ボトル、包装箱、グラスに注いだとき)もとても華やかで、結婚式、ホームパーティ、女子会といったイベントのギフトにもぴったりです。
ミードについてはこちらの記事でもご紹介しています。
男性から女性に向けてのプレゼントとしても喜ばれると思います。ぜひお試しください。
honeyboy&co.の公式ホームページはこちらから
今回紹介したmeadolについては下のボタンからご覧ください。