新型コロナウイルスが猛威を振るう中、はちみつ製品の人気が高まる中でプロポリスも非常に注目を集めています。プロポリスは、抗インフルエンザウイルス作用や多くの抗菌・抗ウイルス作用が確認されているため、新型コロナウイルスへの抗ウイルス作用を期待されて人気が高まっているものだと思われます。
また、免疫力増強や老化防止としても高い効果が期待できることから、マヌカハニーやローヤルゼリーと並ぶ人気のサプリメントとなっています。
今回はそんなプロポリスの効果や選び方をご紹介していきます。
プロポリスとは
プロポリスとは、ミツバチが様々な花粉・樹液などと自らの唾液を混ぜて作り出す物質で、蜂ヤニともいわれています。プロポリスは紀元前300年という、古い時代から民間薬として用いられて言われています。
ミツバチはこのプロポリスを巣の隙間や接合部分の埋め込むことで、外敵の侵入を防いだり、細菌の繁殖しにくい環境を作っています。
その抗菌・抗ウイルス作用などの様々な効果を有していることが解明され、マヌカハニーとともに日本でも徐々に人気が高まりつつあります。
プロポリスの効果
抗菌・抗ウイルス作用
かぜやインフルエンザへの効果は、プロポリスの効果の中でもっともよく知られている効果です。プロポリスの抗菌効果は古くから様々な微生物・菌類に対して研究が行われています。
比較的最近の研究でも、食中毒の原因菌であるセレウス菌やサルモネラ菌、胃潰瘍や胃がんの原因菌であるピロリ菌などへの抗菌効果が分かっています。
またウイルスではインフルエンザウイルスや種痘ウイルス、単純ヘルペスウイルスなどへの抗ウイルス効果が分かっています。
抗酸化作用・老化防止
プロポリスが含有しているフラボノイドは活性酸素を除去する機能をもっています。
活性酸素は身体の細胞を傷付け、老化、がん、糖尿病、高血圧といった生活習慣病をはじめとする多くの疾病の原因となります。もともと人間には活性酸素を除去する機能が備わっていますが、プロポリスなどの抗酸化物質を摂取することで、このような「体内の酸化」を遅らせることができるとされています。
肥満への効果
日本でもメタボリック・シンドローム(以下 メタボ)の患者数は年々増加傾向にあり、その予防が重要視されています。プロポリスは糖の吸収を抑制する効果、脂肪の蓄積を抑制する効果が認められています。この効果よって肥満・メタボの予防になるとされています。
さらにコレステロールを体内合成するタンパク質の量も減少するため、コレステロール量の低下も手助けすることができます。
糖尿病への効果
日本だけでも1000万人以上の患者が存在し、予備軍も含めると2000万人以上とも言われている糖尿病は、罹患すると治療が困難なことから、いかに予備軍のうちに食い止めるかが重要となっています。
プロポリスは、糖尿病は初期の症状であるインスリン抵抗性(インスリンが効きにくくなる状態)の悪化を改善する機能があるとされています。これによりインスリンを適切に働かせ、血糖値を正常に保つことで糖尿病を防ぐ効果が期待されています。
抗アレルギー効果
喘息(ぜんそく)、花粉症、じんましんなどのアレルギー症状は、肥満細胞の放出するヒスタミンによるものです。プロポリスはこのヒスタミンの放出を阻害することで、アレルギー反応を起こしにくくする効があります。
また、かなり少量ではありますが、プロポリス自体に含まれる花粉やハチ毒がアレルゲンになる可能性もあるため、加工段階で適切に処理する必要があります。
抗がん作用・抗転移作用への期待
がん転移抑制効果も示唆されており、抗転移薬となりうる可能性を期待されています。
抗がん作用はプロポリスの機能の中で最も注目度の高いものです。1991年にブラジル産プロポリスから単離されたクレロダン系ジテルペンの強い抗腫瘍効果が学会発表され、日本でもプロポリスが注目されるようになりました。
プロポリスに含まれている「カフェイン酸フェネチルエステル(Caffeic acid phenethyl ester =CAPE)」(以下 CAPE)に抗がん作用・抗転移作用が示唆されています。また、通常の細胞にはほとんど毒性を示さず、がん細胞に強い細胞毒性を発揮する可能性が考えられています。
しかし、動物実験での有効性は示されているものの、人体での研究結果は少なく、民間療法の域を出ていません。
抗炎症・創傷効果
抗炎症作用、創傷効果ははちみつやマヌカハニー、ローヤルゼリーなどのはちみつ製品の多くに共通する特徴です。プロポリス抗炎症作用は抗酸化作用と抗菌効果によるものです。
プロポリスもはちみつと同じく、感染症や創傷の治癒を促すための民間医療に用いられてきました。高い鎮痛効果も報告されており、副作用の少ない鎮痛剤としても注目されています。
選び方と摂取方法
選び方
ニュージーランドでしか生産できないため、多くの偽物が出回っているローヤルゼリーとは異なり、プロポリスはさまざまな国でさまざまな製品が販売されています。
地域や気候によってプロポリスに含まれる成分も変わってきます。その中で強いブランドを持っているのはブラジル産のプロポリスです。湿度の高く過酷な環境であるアマゾンに生息するミツバチは、疾病から身を守るために強力なプロポリスを生産していると考えられており、ブラジル産のプロポリスは最高級品とされています。
ブラジル産のプロポリスは、有効な抗菌・抗酸化成分であるフラボノイドが豊富であることに加え、他国産には含まれないアルテピリンCなどの桂皮酸誘導体が多く含まれています。アルテピリンCは新陳代謝を高め、脂肪を燃焼しやすい状態に変える効果も報告されています。
・過酷な環境で生み出された強力なプロポリス
・アルテピリンCなどの独自の成分が含まれる。
・ブラジル政府にとっても重要な輸出品であるため、輸出品にはブラジル政府の厳しいチェックが入る。
摂取量
健康食品であるため、決められた摂取量というものはありませんが、サプリメントとしては1日あたり500mg~1,000mgが推奨されているものが多くなっています。健康に良いからと摂取しすぎると副作用が出る場合がありますので、お気をつけください。
摂取方法
医薬品ではないため、飲むタイミングが決まっているものではないですが、効果が一番高いのは空腹時とされています。マヌカハニーの場合も同様ですが、高い抗菌作用は他のものと同時に摂取すると弱まってしまう場合があるようです。刺激の少ない天然成分なので、空腹時に飲むことをおすすめします。
※胃腸の弱い方はお食事とともに摂取することをおすすめします。
実際の商品
今回は、実際にプロポリスのサプリメントを購入したので、外観などをご紹介します。
今回購入したのは「iherb(アイハーブ)」のプライベートブランドであるCalifornia Gold Nutrition(カリフォルニアゴールド)の「ビープロポリス2倍濃縮エキス 500m ベジカプセル」です。アメリカのサプリメントECサイト大手であるiherbは高品質のサプリメントを安く購入できるため、非常におすすめです。
購入して5日後、到着したので見ていきましょう。
やはり表面も裏面も表記は英語ですが、サイトから日本語の説明は読むことができますし、サプリメント大国であるアメリカのサプリメントは品質も価格も日本とは段違いなので我慢します。
カプセルは少し茶色っぽい色をしています。ボトルの中身を嗅いでみると、プロポリスの強い香りがします。カプセルになっているので味などは気にせず、楽に続けられそうです。
まとめ
多種多様なプロポリスの健康効果に驚かれた方もいらっしゃるのはないでしょうか?日々の暮らしを少しだけ健康的にするために、今日からプロポリスを取り入れてみませんか?
購入はアメリカの大手サプリメントストア「iherb(アイハーブ)」がおすすめです。amazonでも手軽に入手できますが、質でも価格の低さでもアメリカのブランドが圧倒的です。
また、はちみつ製品がお好きな方に、国産はちみつを使用したはちみつ酒「meadol(ミードル)」をオススメします。高級なミードと美味しいおつまみで、いつものリラックスタイムがもっと楽しい時間になるはず。
高級感のある木箱に手書きのギフトカードを添えて、大切な方にプレゼントすることもできますのでギフトにもぜひ。
honeyboy&co.の公式ホームページはこちらから
今回紹介したmeadolについてはこちらのボタンからご覧ください。