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【2021年版】人気はちみつシャンプーをシビアに評価してみた!効果・効能・選び方

豊富な栄養素が含まれるはちみつを使用したシャンプーは、”なんとなく”髪に対して良い効果を与えそうな気がしますよね。

ここ数年で、はちみつを配合したシャンプー(以下「はちみつシャンプー」)がよく見られるようになり、シャンプー市場でもトップクラスの人気を集めています。

そこで今回編集部では、はちみつシャンプーに含まれている成分をもとに、「はちみつ入りなので体に良さそう」という曖昧なイメージを持たれているはちみつシャンプーの実態を客観的に評価してみたいと思います。

まず最初に洗浄成分を確認して !

どれだけはちみつや保湿・補修成分が入っていようと”洗浄成分”が強力すぎるもの、刺激が強すぎるものであれば台無しです。

本当に自分に合った商品を選びたい場合は、まずそのシャンプーの洗浄成分を確認してください。

成分表示は上の写真のように商品の裏側のラベルに表記されています。ちなみに成分量が多いものから順番に表記されるルールになっているので、最初の方に記載されている成分がメインの成分です。

次に、洗浄成分にはどのようなものがあるのか、ざっくり簡単に説明します。

① 硫酸系界面活性剤

泡立ちが良く洗浄力が高いことが特徴で、昔からシャンプーの洗浄成分としてよく使用されてきました。しかし、洗浄力の強さは強ければ良いというものではありません。強すぎるあまりに頭皮に必要な油分まで洗い流してしまい、乾燥やかゆみ、ひどい場合は皮膚炎を起こしてしまします。

旧厚生省が「安全性に問題があり、皮膚障害を起こすおそれのある成分」と定めたことがあり、それを機にユーザーから嫌われ採用するメーカーは減り、代わりに同等の特徴を持つ「オレフィンスルホン酸」が広く使われるようになりました。

しかし現在においても、その安価で強力な洗浄成分は魅力であり、大手メーカーの一般消費者向けシャンプーで採用されています。

代表的な成分

・ラウリル硫酸Na
・ラウレス硫酸Na

② アミノ酸系界面活性剤

アミノ酸成分が毛髪や頭皮に留まることで、しっとり仕上がりやすいというのが大きな特徴です。洗浄力の弱さがデメリットとして取り上げられることが多いですが、必ずしも洗浄力が弱いわけではありません。アミノ酸系界面活性剤には大きく分けて6種類の成分があり、メジャーなグルタミン酸系が低洗浄力ですが、他アミノ酸系には、少し強めな洗浄力のものまであります。よく硫酸系と対比されます。

代表的な成分

・グルタミン酸系
  :ココイルグルタミン酸Na(ラウロイル)
・アラニン系
  :ココイルメチルアラニンNa(ラウロイル)
・グリシン系
  :ココイルグリシンK
・サルコシン系
  :ココイルサルコシンNa(ラウロイル)
・イセチオン系
  :ココイルイセチオン酸Na(ラウロイル)
・アスパラギン系
  :ラウロイルアスパラギン酸Na

代表的なアミノ酸系シャンプー

③ ベタイン系界面活性剤

低刺激、低洗浄力が特徴の地球にも優しい洗浄剤です。その為、メインの洗浄成分としてではなく、メインの強い洗浄力を緩和するための補助的な役割で採用されることが多いです。一般的なシャンプーの補助成分として、ほぼすべての市販品に使われています。メインの洗浄成分としてはベビーシャンプーやダメージ用シャンプーの基礎成分として採用されます。

代表的な成分

・コカミドプロピルベタイン
・ラウラミドプロピルベタイン
・ココアンホ酢酸Na

人気ハチミツ系シャンプー2品を評価!

&honey ディープモイストシャンプー1.0

日本最大のコスメ情報サイトの「@コスメ」においてシャンプー・コンディショナー部門ベストコスメアワード2020第1位に輝いている超人気シャンプーです。

「水分量14%の髪に着目した、保水オーガニック美容シャンプー。製品の90%以上をハチミツやオーガニックオイル、ローヤルゼリーなどの保湿&保護成分で構成し、髪の芯からみずみずしい潤いを与えます。」とあり、はちみつを主軸に髪の保湿に注力したシャンプーです。

洗浄成分

まずは洗浄成分から。
以下3つの界面活性剤を採用しています。

ラウラミドプロピルベタイン 
 → 低刺激・低洗浄力のベタイン系界面活性剤
 (補助の洗浄成分として、市販されているほとんどのシャンプーに利用されている)

オレフィンスルホン酸ナトリウム 
 → 中程度の刺激・強洗浄力のオレフィン系界面活性剤
 (硫酸系洗浄成分の代替成分としてよく利用される)

ラウロイルメチルアラニンナトリウム 
 → 低刺激・適度な洗浄力、適度な仕上がりのバランスの良いアミノ酸系界面活性剤

メインはベタイン系ですが、オレフィンスルホン酸という洗浄力が高い成分が配合されているので、ダメージ毛や乾燥毛が進んでいる人だとややキシミは気になる仕上がりになるかもしれません。

「製品の90%以上が保湿&保護成分*」という謳い文句について

製品の90%以上が保湿&保護成分ということで、保湿・保護にかなり力を入れているような印象がありますが、ここは注意が必要です

まず、注釈で「*洗浄成分を除く」との表記があり、かつこの90%の中には水分も含まれているそうです。従来シャンプーには70%程度の水分が含まれており、洗浄成分は20%程度含まれています。

これは、より厳密に表現すると「全体から水分70%を除き、洗浄成分の20%を除いた残りの10%のうちの90%が保湿成分」となります。つまり、正味の保湿成分は容量全体に対して10%弱程度ということです。

他シャンプーと比較すれば確かに贅沢な量なのかもしれませんが、「90%」という表記によって、お客さんからより良い印象を持たれたいという思惑があるのではないかと推測します。

「保湿力の秘密」とマヌカハニー50%使用について

マヌカハニーのその他のはちみつに比べて秀でている点は殺菌力であり保湿力ではありません。商品作成にあたり&honey独自で調査した結果、他はちみつに比べてマヌカハニーが高い保湿力を記録した可能性はあります。ただ、一般的に、「”高級なマヌカハニー”だから保湿力が高い」そんなことはありません。ですので、「高い保湿力の秘密はマヌカハニーを50%配合してるから」ともとれるプロモーションには首をかしげます。

ここがポイント!

・洗浄成分はベタイン系をメインにしているが、強力な成分が含まれているので「ダメージ毛」「乾燥肌」にはあまりおすすめできない
・「製品の90%以上が保湿&保護成分*」はぶっちゃけ嘘
・保湿力に「マヌカハニー」は関係ない

MY HONEY REMEDY ハニーケアシャンプー

「はちみつシャンプー」と検索してまず上位に表示される「トラベルブック」「ものしる」の記事でおすすめのはちみつシャンプーとしてどちらにおいても1番最初に取り上げられているシャンプーです。

天然・非加熱の生はちみつを特殊製法によって20%以上配合しています。生はちみつの生きた酵素やビタミンなど、約190種類の天然成分が髪や地肌を包むように浸透していきます。生はちみつを採用することによってケミカル薬品とオーガニック原料それぞれの弱点を克服したノンシリコンシャンプーです。

洗浄成分

まずは洗浄成分から。
以下の洗浄成分を採用しています。

・ウラミドプロピルベタイン
・PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油
・ココアンホ酢酸Na
・ココイルメチルタウリンNa
・ココイルイセチオン酸Na

マイルドな洗浄成分であるベタイン系界面活性剤がベースとなっており、全体としても控えめな洗浄力です。粘っこく肌に親和性の高い洗浄剤がベースであることから、保湿成分などが残りやすくしっとり感に注力した造りになっています。

加熱処理していない生はちみつの酵素による洗浄力と殺菌力について

「生はちみつを使っているからはちみつ本来の酵素が生きており、それによって高い洗浄力と殺菌力が保たれている」というのは、はっきり言ってミスリードです。

まず生はちみつの定義ですが「製造工程において、加熱処理、濾過処理を行っていないはちみつ」です。

はちみつは製造の際、蜜蝋やその他関係のない異物を取り除くために濾過をします。この際、はちみつは非常に高い粘性を持っている為、そのままでは効率よく流し込めません。ですので、40度程度まで熱を加えることでなめらかにして作業効率を上げるのです。この処理が「加熱処理」です。これら「濾過処理」「加熱処理」を行なっていないはちみつが「生はちみつ」です。国内にでまわっているほとんどのはちみつが「加熱済みはちみつ」になります。

はちみつの健康成分として重要な酵素ですが40度程度の加熱処理では失活しません。50度以上で失活し、機能を失います。全国の養蜂家さんはこのことを分かった上で、酵素が死なない40度という温度で加熱しているのです。

つまり、加熱済みはちみつは、生はちみつとなんら変わらない生きたままの酵素を保持しています。ですので、「生はちみつだから酵素があり高い効果を発揮する」というのは間違った捉え方です

確かに世の中には輸送中高熱が加わり、酵素が死にはちみつ本来の健康成分が抜けてしまった質の悪いはちみつが存在します。船を利用して赤道を通過してくる輸入はちみつなどがそれです。しかし、国内のはちみつは輸送中に高熱が加わることが少なく、製造工程においても大変気を使っている為、国内の加熱済みはちみつは「生はちみつ」となんら変わりません。

”生”というワードが入っているので、より良さそうな印象になりますが、決してはちみつの上位互換というわけでもなく、このシャンプーの保湿効果は”生”だからではありません。

使用感

まずこのシャンプーは2度洗い推奨なのですが、やはり2度洗うというのは面倒に感じる方が多く、1度洗いで済ませてしまっているユーザーが多数いらっしゃいました。1度洗いは2度洗いに比べ泡立ちが少なく、やや不十分な仕上がりになります。

次にシャンプー単体で使用するのは注意が必要です。使用後の髪のキシみを感じるレビューがちらほらあり、それらの方のほとんどがシャンプーのみの使用でした。この髪のキシみはトリートメントまで使用することで解消するようです。シャンプー単体での使用は、髪がキシむ場合がありますのでご注意ください。

ここがポイント!

・洗浄成分はベタイン系をベースにしていて控えめ
・”生はちみつ”の”生”は効能に関係ない
・1度洗いでは不十分。手間だけど2度洗いしてください
・シャンプー単体での使用はキシみの恐れあり。トリートメントまで使ってください

まとめ

以上、人気のはちみつ系シャンプーを客観的に評価してみました。客観的に評価した為、批判的な部分もありましたが、「自分に本当に合うシャンプー」が求めているのであれば、曖昧な印象に流されることなく、成分表記などをもとに客観的に判断することをお勧めします。

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