はじめに
お酒のおつまみとして代表的なチーズですが、一口にチーズと言ってもたくさんの種類があります。また、はちみつ酒を何と一緒に飲んだらいいのかと悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで今回は、はちみつ酒に合うチーズを探すべくいろいろなチーズを試していきます。モッツァレラチーズ、クリームチーズ、カマンベールチーズ、ロックフォールチーズの4種類のチーズをランキング形式でご紹介します。
おいしい組み合わせを発表
第4位：モッツァレラチーズ
モッツァレラチーズはフレッシュタイプのチーズに分類されます。食感が柔らかく、ミルクのやさしい甘さが特徴的なチーズです。癖がなく、そのままでも加熱して食べてもおいしく味わえます。
はちみつ酒と合わせて食べてみた感想としては、あまりいい組み合わせではありませんでした。
食感は少し繊維質で、ほんのりと甘さを感じます。ただ、モッツァレラチーズの甘さとはちみつ酒の甘さが喧嘩してしまい口の中でまとまらない印象でした。はちみつ酒は繊細な香りや甘みを楽しむお酒なので、甘いおつまみよりも、塩っ気がある物が合いそうです。
モッツァレラチーズとはちみつ酒を合わせるためには、チーズにクレイジーソルトをかける方法がおすすめです。これによりチーズの塩味がアクセントとなり、はちみつ酒の甘さをより引き立てます。
第3位 カマンベールチーズ
カマンベールチーズは白カビタイプに分類されるチーズです。外側の白カビ部分から熟成が進行し、内側はなめらかな食感です。白カビ部分は少し苦味があり、内側は癖がなくクリーミーな味わいで、熟成するにしたがって濃厚な味わいに変化していきます。
そのままのカマンベールチーズをはちみつ酒と合わせて食べましたが、こちらもベストな相性とは言えませんでした。カマンベールチーズは外側の白カビ部分の苦味が特徴的なので、はちみつ酒と合わせるとどうしても苦味が浮いて後味に残ってしまいます。
カマンベールチーズはほかの調味料によって、チーズ自体の苦味を風味に変えることではちみつ酒とも美味しく食べることができます。筆者はチーズにはちみつ、バジル、醤油と合わせることでさらに美味しく味わうことができました。
はちみつをかけて食べると、はちみつの甘さがカマンベールチーズの苦味を包み込んでくれるので、後味もちょうど良い刺激に変化します。
バジルをかけて食べると、バジルがカマンベールの苦味を香り豊かな風味にしてくれるので組み合わせておいしく食べることができます。
醤油をかけて食べると、醤油の塩分がチーズの甘みを引き出してくれるのではちみつ酒と相性が良かったです。
第2位 クリームチーズ
クリームチーズはモッツァレラチーズと同様、フレッシュタイプのチーズです。滑らかで柔らかい口当たりが特徴のチーズで、少し塩味があり、あと味がはちみつ酒とよく合います。
またクリームチーズ自体が塩味や甘いものとの相性がいいので、さまざまなものに合わせて食べられると思います。
ただし醤油やコショウをかけすぎると味が濃くなり、はちみつ酒のほんのりとした甘さと合わなくなるので注意が必要です。
第1位 ロックフォール
ロックフォールチーズは青かびタイプに分類されるチーズのことです。青かびタイプのチーズは風味や塩味が強く、そのまま食べてもほどよい苦味がクセになります。
ロックフォールチーズとはちみつ酒は相性抜群。このチーズは香りが強烈で青かびの苦味があります。食べるとピリッとした塩気を感じるので蜂蜜酒の甘さが引き立ち、クセになる方も多いはず。
このチーズにもはちみつやクレイジーソルト、バジル等をかけて食べてみましたが、チーズの風味が強い分そのままで食べたほうが蜂蜜酒とおいしく食べれらます。
おわりに
今回、4種類のチーズとはちみつ酒の相性を調べるためにそれぞれ食べてみたところ、はちみつ酒に最も合うチーズはロックフォールチーズでした。
しかし、チーズ自体が蜂蜜酒と相性がいいので、ほかのチーズを試したり、加熱・調理してみたりと美味しく食べる方法がたくさんありそうです。
他の種類のチーズを試した、第2弾の記事もありますので、ぜひご覧ください。
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