Mead

【決定版】輸入ミード(蜂蜜酒)徹底解説 ~ 13ブランドをご紹介 ~

世界最古のお酒と言われるミード(又は蜂蜜酒) ワインと製法が似ていることからハニーワインとも言われることがある”はちみつの醸造酒”です。日本ではマイナーなお酒ですが、昨今の健康志向もありお酒業界では今注目を浴びているお酒です。 最近では日本酒酒蔵が作り始めたり、ミード専門の醸造場「ミーダリィ」がいくつも設立されたりと動きが活発化してきています。

ハチミツ由来で華やかな香りに甘やかな味わいのミード(蜂蜜酒)、お酒好きの方にもお酒があまり得意でない方にもお楽しみいただけるナイスなお酒です。 この記事では「ミードとは何か」など初心者向けの内容から、おすすめ銘柄の紹介など、ミードで分からないことがあればとりあえずこの記事を読んでおけば良いといえちゃう内容です。近い将来マッコリやチャミスルのように爆発的にヒットするかもしれないハチミツのワイン「ミード」をこの機会にぜひチェックしていって下さい!

本記事では外国産ミードに絞ってご紹介致します。国産ミードに関しては以下の記事でご紹介しておりますのでそちらをチェックしてください!

ミード(蜂蜜酒)とは

ミード(蜂蜜酒)は“世界最古のお酒”と言われるハチミツの「 醸造酒 」です。ハチミツを原料とするので甘やかな味わいと華やかな香りを特徴とします。アルコール度数は7~10%のものがスタンダードで中には5%程度の低アルコールのものから15%以上のかなり強いものも存在ます。


原料のハチミツにはビタミンやミネラルなど多くの健康成分が含まれているので健康面,美容面で注目されています。英国エリザベス1世から愛されたミード「メセグリン」がメディスン(薬)の語源となっていたり、ミードがハネムーンの語源になったエピソードなど、人類の歴史と深い結びつきのあるお酒です。

ハチミツのワイン ~ 単発酵醸造酒 ~

ミードはワインやビール,日本酒のように発酵を通じてできるお酒醸造酒に分類されます。


お酒は大きく以下の3つに分類されます。

「  醸造酒  」
原材料の糖をもとにしたアルコール発酵を通して出来上がるお酒
>>  ワイン・ビール・日本酒・シードル

「  蒸留酒  」
醸造酒を蒸留してアルコール度数を高めたお酒
>>  焼酎・ウィスキー・ジン

「  混成酒 (リキュール)  」
出来上がっているお酒に砂糖,果物など副原料を加えたお酒
>>  梅酒・みりん

もう少し踏み込んでご紹介すると、ミードは単発酵の醸造酒です。ハチミツに含まれている糖をアルコールと二酸化炭素に分解する「発酵」を進める事でお酒に仕上がっていきます。

ハチミツには既に糖が含まれているので、ビール(麦芽)や日本酒(お米)のように、発酵の前にでんぷんを糖に分解する「糖化」という工程(複発酵)が必要ありません。シンプルなプロセスで出来上がるので古くから人々に愛されていたお酒なのです。ちなみにワイン(ぶとう)も糖をたくさん含んでいる原料なので糖化を必要としない単発酵の醸造酒です。

使用する酵母

ミードには日本酒づくりで使用される「清酒酵母」やワインづくりの「ワイン酵母」などが使用されています。

お酒づくりに欠かせない発酵には酵母が必要です。酵母とは糖をアルコールと二酸化炭素に分解する微生物です。発酵を活用した食品はたくさんありますが、発酵によってアルコールを活用したのがお酒、二酸化炭素を活用した代表的なものがパンです。

ミードの歴史

ミードの歴史はワインやビールよりも古く、1万4千年前に人類が初めて出会った「最古のお酒といわれています。古く、農耕が始まる以前、クマに荒らされたハチの巣に雨水がたまってできたミードを喉が渇いた狩人が飲んだと言うエピソードからミードの歴史が始まりました。

ミード(蜂蜜酒)のタイプ

味のタイプ

ミードはハチミツ由来の甘やかな味わいがしますが、甘さの強弱は種類によって大きく異なり“甘口タイプ”だけでなく“辛口タイプ”が存在します。まさに”ハチミツ”と感じるような甘みの強いタイプもあれば、甘みが抑えられ酸が効いたスッキリタイプもあります。

ハチミツの種類

ハチミツは大きく分けて「単花蜜」「百花蜜」に分類されます。名前の通り1種類の花の蜜から採取したハチミツを「単花蜜」、様々な花の蜜から採取したハチミツを「百花蜜」といいます。蜜源となる花の種類としては、みかん、蕎麦、れんげ、とち、くり、アカシアなど、日本国内だけでも600種類以上あると言われています。


クローバーの花


アカシアの花


レンゲの花

それぞれのハチミツごとに色や香り,味わいは異なりますので、原料に使用するハチミツの数だけミードには種類があります。例えば、レンゲであれば華やかなお花の香り、クローバーであれば青草のような清涼感のある香りがします。

国産ミードでは「百花蜜」「レンゲ」「クローバー」「アカシア」「りんご」など馴染みのあるハチミツを使用したものから、中には「栃の木」や「ハゼ」など普段あまり耳にしないハチミツを使用したものもあります。中には花言葉も考慮して原料ハチミツを決めているミードもあり、メッセージ性があり贈り物や大切な記念日に飲みたくなります。

トラディショナルとその他のスタイル

ビールに「ピルスナー」「ラガー」「スタウト」「IPA」「ペールエール」と様々なスタイルがあるようにミードにも様々なスタイルが存在ます。大きく分けて”ハチミツのみを原料としたトラディショナルスタイルと、ハーブや果実などを副原料として添加したその他のスタイルに分けられます。日本国内で製造されているミードのほとんどがハチミツのみのトラディショナルスタイルミードです。

表. ミードのスタイル8種

Traditional
(トラディショナル)
ハチミツと水と酵母のみを使用した最もシンプルなミード。フルーツやスパイスなどは一切使用しません。アルコール度数は7.5 ~ 14%
Dessert 
(デザート)
アルコール度数が14%以上のミードです。高いアルコールを飲みやすくする為に甘口なテイストであることが多いです。
Session 
(セッション)
ビールのセッションスタイルと同様に低アルコールのスタイル。7.5%以下のミードです。

Pyment
(ピメント)
主原料にブドウを加えたもの。ワインとミードのちょうど中間のようなスタイルのお酒です。ハチミツが持っていない渋みや酸味をブドウが補う事でバランスの取れた味わいになります。

Cyser
(サイザー)
主原料にリンゴを加えたもの。リンゴの醸造酒シードルとミードの中間のようなスタイルです。

Melomel
(メロメール)
ブドウ,リンゴ以外のフルーツを主原料に追加したもの。
Metheglin
(メセグリン)
フルーツではなく、スパイスやハーブを使用したミードです。メディシン()の語源にもなったお酒と言われています。薬酒のようなクセになる味わいのものが多いです。
Braggot
(ブラゴット)
麦芽を加えたミード。日本では発泡酒として製造する事ができるので、ホップが加わり、よりビールらしいテイストになります。

ミード(蜂蜜酒)の飲み方

ネクタル りんご花 (8%)

アルコール度数が8%程度でトラディショナルスタイルのミードについては基本的には“冷やから常温”のストレートでお楽しみいただけます。冷やした方が甘さが際立つことが多く、一方で常温の方が華やかな香りが立ちやすくなります。

15%などアルコール度数が高いものやハーブなどスパイシーな味わいのものについてはロックやカクテルにするのがオススメです。カクテルレシピについては後半の「ミード アレンジレシピ」の章でご紹介しています。

Maxwell Spice Mead (18%)

外国産ミード13種類を全てご紹介

ここからは外国産銘柄13商品を個別に紹介していきます。それぞれ「甘み」「酸味」「ハチミツの香り」「飲みやすさ」「濃厚さ」「スタッフおすすめ度」の6項目で評価しています。気になる銘柄をチェックしてみて下さい。

<  テイスティングした部員のコメント >

今回記事の作成にあたり当編集部総力を上げて日本国内で買えるミードを出来る限り取り揃えました!国内・国外合わせ、その数なんと32銘柄。テイスティングには丸一日かかりました…。ふぅ〜疲れましたぁ。「スタッフのおすすめ度」はテイスティングに参加した部員の独断と偏見で「これを飲んで欲しい!」と本気で思ったかどうかで決めさせてもらっています。アフィリエイトやスポンサーなんかでいい加減な評価はしませんからね!(笑)国産ミード特集記事もまとめてますのでそちらも読んでいただけると嬉しいです!

ドイツ① : YAMADA BEE FARM

山田養蜂場が販売するドイツ「クリッシャー社」の蜂蜜酒。山田養蜂場がヨーロッパ各国を巡り、日本人の味覚に合うように27種類のなかから選び抜かれた一品です。使用しているハチミツは不明ですがりんごハチミツのような豊潤な香りがし、ほんのりとした甘味に苦味が加わったすっきりとした味わいです。

甘味3 / 10
酸味4 / 10
ハチミツの香り8 / 10
飲みやすさ4 / 10
濃厚さ6 / 10
スタッフのおすすめ度6 / 10
内容量250 ml , 750ml
アルコール度数12 – 13 %
使用ハチミツ不明

ドイツ② : バーレンメット

蜂の巣をイメージした個性的なボトルに入ったデザートミード 。豊かなはちみつの香りがしますが、甘さは控えめスッキリテイストです。梅酒を思わせる様な風味があり後味に残る苦味が癖になります。

甘味5 / 10
酸味2 / 10
ハチミツの香り7 / 10
飲みやすさ2 / 10
濃厚さ6 / 10
スタッフのおすすめ度2 / 10
内容量750 ml
アルコール度数15 %
使用ハチミツ不明

ドイツ③ : ドクターディムース ハニーワイン

ドイツの「ドクター・ディムース」がつくるトラディショナルミード。ドイツ農産物協会主催のコンクール(2015年度)で金賞を受賞したことがあります。卵プリンを思わせる様な豊かな味わいにさっぱりとした甘さが特徴の蜂蜜酒です。

甘味5 / 10
酸味3 / 10
ハチミツの香り3 / 10
飲みやすさ5 / 10
濃厚さ3 / 10
スタッフのおすすめ度4 / 10
内容量750 ml
アルコール度数10 %
使用ハチミツ中南米産ハチミツ

アメリカ : チョーサーミード

アメリカの老舗セラー「チョーサーセラー」がつくる、中世イギリスで飲まれていた伝統の味をイメージした一品。シナモンで味付けした焼きリンゴのような香りにシェリー酒を思わせる飲み口なめらかな甘口です。

甘味5 / 10
酸味7 / 10
ハチミツの香り3 / 10
飲みやすさ5 / 10
濃厚さ3 / 10
スタッフのおすすめ度5 / 10
内容量750 ml
アルコール度数10 – 11 %
使用ハチミツオレンジ /セージ / アルファルファ
(カリフォルニア産)

フランス : シュシェン メルモール

フランスブルターニュ地方の老舗ミードメーカー「ワレンゲム」の伝統的な蜂蜜酒。
メンソールを思わせる清涼感のある甘さと、キレのあるすっきりとした後味が特徴です。

甘味3 / 10
酸味2 / 10
ハチミツの香り3 / 10
飲みやすさ2 / 10
濃厚さ3 / 10
スタッフのおすすめ度1 / 10
内容量750 ml
アルコール度数13 %
使用ハチミツひまわり / そば / 百花蜜

オーストラリア : Maxwell リキュールミード

南オーストラリアにあるワイナリー「マックスウェル」がつくるデザートミード

スパイスミードをベースに、酒精強化してから1年以上バーボン樽で寝かせたスタイルの蜂蜜酒です。アメリカで開催されるインターナショナル ミードフェスティバルコンぺティションで2‘Best Dessert Mead’ に輝いています。しっかりとした甘みと奥行きのあるスパイシーさ、ほのかに香る樽香は酒好きの心をつかみます。

甘味6 / 10
酸味2 / 10
ハチミツの香り2 / 10
飲みやすさ3 / 10
濃厚さ6 / 10
スタッフのおすすめ度5 / 10
内容量375 ml
アルコール度数18 %
使用ハチミツ百花蜜(オーストラリア産)

カナダ : インターミエル・ロゼミード

カナダケベック州のミードリー「インターミエル」のアレンジミード

地元カナダで採れるハチミツを使用し自家バラ園から採ったバラの花びらをじっくり漬け込み、色づけにクランベリージュースを加えたことでロゼワインのような仕上がりの蜂蜜酒です。バラの香りと渋みが口に広がると共にクランベリーの酸味がうまくバランスを取っています。イメージは渋みや苦味が加わり複雑性のある風味になった「ベリージュース」です。

甘味3 / 10
酸味8 / 10
ハチミツの香り2 / 10
飲みやすさ2 / 10
濃厚さ3 / 10
スタッフのおすすめ度2 / 10
内容量750 ml
アルコール度数12 %
使用ハチミツ百花蜜(カナダ産)

リトアニア : 国家遺産に指定されている伝統の4名柄

蜂蜜薬草酒ミードネクター「スクティニス」リトアニアの国家遺産に指定されている伝統の4本をご紹介します。王道の甘口12%、甘さと酸味のバランスが取れた14%、ドライなテイストの15%、そしてミードネクター(ミードの蒸留酒)の50%です。

スタクリシュケス

濃厚な甘さと爽やかな酸味でイギリス王室特許も与えられたリトアニアミードの代表作。リトアニア産の蜂蜜とハーブを原料とし、ややクセがあるものの甘やかで比較的飲みやすい印象の伝統酒 。

ボチュウ

甘さを落とさず酸味を控えめに、クセを抑えたバランスの良い蜂蜜酒。リトアニア産の蜂蜜とハーブ、そしてジンの香り付けに使われるジュニパーベリーを原料とした蜂蜜酒。アルコール度数は14%と高めながらもバランスの取れた味わいです。

トラカイ

辛く強い蜂蜜酒のパラドックスは歴史ある石城の名を持つ誇りの銘柄。リトアニア旧首都(14~15世紀頃)の名を冠した蜂蜜酒。発酵熟成に時間をかけアルコール度数は15%と高く、オークの実(どんぐり)を使用しることでほのかにビターな仕上がりです。

スクティニス

リトアニア産ミードに14種のハーブを調合して蒸留したアルコール度数50%の薬草酒。甘口のフレーバードウォッカに近い味わいで、カクテルベースとして活躍します。リトアニアでの主流の飲み方はショットですが、炭酸やトニックウォーターで割っていただくことをおすすめします。
ちなみに、リトアニアには「スクティニス」という同じ名前の伝統舞踊があります。これは”回る”を意味する「スクティス」という言葉に由来して名付けれられています。このお酒も飲めば強いアルコールに目が”回る”という意味合いを込め名付けられているのではないでしょうか。

 スクティニススタクリシュケスボチュウトラカイ
甘味3 / 106 / 105 / 103 / 10
酸味2 / 107 / 105 / 104 / 10
ハチミツの香り1 / 102 / 102 / 102 / 10
飲みやすさ1 / 105 / 104 / 103 / 10
濃厚さ7 / 102 / 103 / 103 / 10
おすすめ度3 / 105 / 104 / 104 / 10
 スクティニススタクリシュケスボチュウトラカイ
内容量 40 ml , 500 ml
アルコール度数50 %12 %14 %16 %
使用ハチミツ不明

リトアニア国家遺産に指定される伝統の4本を楽しめる「ミニチュアボトルセット」

(左)スクティニス / スタクリシュケス / ボチュウ / トラカイ(右)

ポーランド : アピス人気3名柄

世界で初めて工業規模の蜂蜜酒製造を実現したポーランドのメーカー「アピス」の人気銘柄の3本。

ヤドヴィガ

蜂蜜酒1ℓに対し、700gの蜂蜜を使用。ラズベリーとローズヒップのシロップ、スパイスを加えて6年以上かけ醸造されています。味わいは華やかな香りと、スパイスが効いた濃厚で奥行きのある甘さが特徴。ポーランドの女王「ヤドヴィガ」の名を冠するにふさわしい高貴な芳醇さです。

クルピオフスキ

蜂蜜酒1ℓに対し、620gの蜂蜜を使用。カシスを加えて4年以上かけ醸造されています。 程よい酸味と甘さがバランスの良い一品。ぶどう酒を思わせる華やかな香り、心地の良い苦味の中に深さのある甘味を感じます。ハチミツの濃厚さを残した飲みやすいアイテムなのでミード初心者の方にもお楽しみいただけます。

ピャストフスキ

蜂蜜酒1ℓに対し、420gの蜂蜜を使用。アルプス産ハーブを加え2年以上かけて醸造されています。バナナを思わせる芳醇な香り、ハーブがさわやかに効き比較的すっきりな仕上がりになっています。

 ヤドヴィガクルピオフスキピャストフスキ
甘味7 / 106 / 105 / 10
酸味5 / 104 / 103 / 10
ハチミツの香り2 / 102 / 102 / 10
飲みやすさ4 / 104 / 105 / 10
濃厚さ7 / 106 / 104 / 10
おすすめ度7 / 108 / 107 / 10
 ヤドヴィガクルピオフスキピャストフスキ
内容量250 ml
アルコール度数16 %16 %13 %
使用ハチミツ不明
ハチミツの割合濃度濃度あっさり
醸造年数6 年以上4 年以上2 年以上

(左) / (真ん中) / (右)

クルピオフスキ / ヤドヴィガ /ピャストフスキ

コラム「蜂蜜酒とハネムーン」

代ゲルマン人と言われる昔のヨーロッパの人々の習慣に「新婚夫婦が最初の30日間に蜂蜜酒を飲む」というものがありました。ハチミツは滋養強壮に良いのでミードを飲むことで子宝に恵まれると信じられていたそうです。「蜂蜜酒(ミード)を飲む最初の1ヶ月」を「ハニームーン」と呼ぶようになり、やがてそれがハネムーンと言われるようになりました。

因みに,”honeymoon”という語の起こりの理由について,Peter Lorieは「それは非常に簡単な理由で,北欧では,結婚後、月(moon)が丸一周期間経るまで,新婚夫妻やすべての客,その他関係者たちが,媚薬,催淫剤とされる蜂蜜(honey)を飲むことになっていたからである」と述べている。蜂蜜ーこの場合には,蜂蜜そのものであって,その発酵酒ではないとされるーは今日では栄養剤であるが,かつては新婚夫婦にとってはもちろんのこと,人々の間では媚薬及び催淫剤と見なされたようである。 引用:英米文化の背景 「英米人の迷信・俗信」 考 (10) 3 恋と結婚 (その 5) 披露宴・ウェディング・ケーキ・ハネムーン 藤高邦宏 – 倉敷芸術科学大学紀要, 2002 ,190頁

ミードの楽しみ方を増やそう!
アレンジレシピのご紹介

ワインのようにストレートで楽しむ事が多いミードですが、カクテルにしても美味しくいただけるのもミードの魅力です!炭酸やトニックウォーター、ホットミルクにカルーアなど様々な割り剤と組み合わせがよく、シーンに合わせて様々な飲み方ができます。

ハニーハイボール

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 30ml
ウィスキー : 30ml
ソーダ : 150ml

ミードとウイスキーとの相性は抜群。ウイスキーの深さは残しつつミードの口当たりの良さで飲みやすくなります。ウイスキーが苦手な方にも飲んでいただきたい飲み方です。

ハニージンジャーハイ

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 30ml
ウィスキー : 30ml
ジンジャエール : 150ml
氷適量

ジンジャーハイにミードを加えることで、ジンジャーハイ特有のやや癖のある甘さが自然なまろやかな甘さに変身します。

ハニートニック

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 30ml
トニックウォーター : 150ml
スライスレモン
氷適量

ミードの甘やかな味わいにレモンが加わることで甘酸っぱい爽快な味わいになります。夏のお酒にどうぞ。

ハニーカルーアミルク

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 15ml
カルーア : 15ml
ミルク適量

カルーアミルクにミードを加えることで、カルーア特有のしつこい甘さが飲みやすい味わいになります。甘めのミードと相性good

ハニージン

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 30ml
ジン : 15ml
氷適量

ジン好きにはたまらない。ジンのキレに甘やかな味わいが加わった面白い一杯です。

カシスハニーソーダ

【 材料 】
ミード (蜂蜜酒): 30ml
カシス : 30ml
ソーダ : 150ml

カシスの甘さの後に遅れてハチミツの風味がやってきます。甘いお酒が好きな方におすすめな飲み方です。

ミルキーハニー

【 材料 】
ミード(蜂蜜酒) : 30ml
ホットミルク : 150ml

まろやかなホットミルクで温まり、ハチミツの香りで気分が落ち着きます。和らぎのある一杯で就寝前のナイトキャップにもオススメの飲み方です。

最後に

いかがでしたか。 一口にミードと言ってもそれぞれに個性があります。この記事を参考にご自分にあったミードを見つけていただけると嬉しいです。ヒット間違いなしのミードを是非この機会にお試しください!国産ミードについて知りたい方はこちらの記事をチェックしてください↓↓

最後に一言「いい飲み仲間だ!蜂蜜酒を飲もう!」