結婚式は自分たちのために行うのはもちろん、親族や友人のために感謝の気持ちを込めて行いたいという新郎新婦もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、結婚式に欠かせないドリンクの種類と選び方を紹介していこうと思います。
結婚式のドリンクはどんなものがある?
結婚式でドリンクを飲む場面は主に3つです。
まず初めに披露宴の前にセッティングされている「ウェルカムドリンク」。
次に披露宴が始まって最初に飲む「乾杯ドリンク」。
そして「披露宴の最中に飲むドリンク」です。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクは、披露宴の会場に到着したゲストに用意するお酒です。
海外では定番の結婚式のアイテムでしたが、日本でもおもてなしの気持ちとして取り入れる新郎新婦が増えていき、定番の項目となってきました。
挙式と披露宴の間の待ち時間にふるまうお酒として用意されるウェルカムドリンクですが、挙式と披露宴に待ち時間がない場合、身内だけの結婚式の場合、予算などを考えて用意しない場合もあります。
挙式の流れや予算を考えて2人で話し合って決めたいですね。
ウェルカムドリンクの種類として、華やかなシャンパンやカクテル、などのアルコール度数の低いドリンクやソフトドリンクを用意することが多いです。
ドリンクの種類は、アルコールを含むお酒そしてソフトドリンクの2種類をを用意すると披露宴に来たゲスト全員が楽しめて良いですね。
乾杯ドリンク
披露宴が始まって最初に口にするドリンクが、乾杯の際のドリンクです。新郎新婦の入場から始まり、司会者による開宴の言葉、主賓の祝辞のあと会場全体で乾杯があります。
ウェルカムドリンク同様、アルコールを含むお酒とソフトドリンクの2種類を選べるようにしておくと会場全員の乾杯がスムーズに進みます。
結婚式など、華やかな場での乾杯にはシャンパンをイメージする人が多いのではないでしょうか。
シャンパンはフランスの、シャンパーニュ地方のワインです。初代のフランス国王が戴冠式をシャンパーニュ地方で行って以来、代々の国王が同じく即位式をシャンパーニュ地方で行うようになりました。その際のおもてなしとして、シャンパーニュのワインが使われました。
この評判を得てシャンパーニュ地方のワインは人気が高まり、お祝いの席にはシャンパーニュのワインという習慣になっていきました。お祝い事にはシャンパンを飲むという認識が広がったのはこのような理由のためです。
また、結婚式やお祝い事で飲むお酒はシャンパンやスパークリングワインが主流なのは、乾杯のときシャンパングラス同士がぶつかりあう鐘のような音色は「天使の拍手」と呼ばれており、幸福や祝福を意味するからとも言われています。
披露宴中のドリンク
披露宴が始まり、会場全体で乾杯をした後は会食が始まります。会食が始まりゲスト同士の歓談や食事をしている間、ケーキ入刀や新郎新婦のお色直しがあります。
ウェルカムドリンクや乾杯の時のドリンクト同様ですが、ゲストの中にはお酒を楽しみたい人、車で来ていてお酒を飲めない人などもいるため、事前にドリンクは会食中にゲストが楽しめるようにどんなドリンクがあるのか、また数種類のドリンクを用意しておくことをお勧めします。
結婚式にかかる費用は平均で360万円前後です。その中で食事やドリンクは122万円前後かかり、結婚式費用のうち多くを占めます。また披露宴の間ゲストは食事やドリンクを片手に歓談を楽しみます。
ゲストのことを考えた食事は欠かせません。
結婚式のドリンクにはその場に合わせた特別感やおしゃれさが求められるようです。シャンパンやスパークリングワインの他、結婚という意味が込められたミードもおすすめです。
結婚式やお祝い事の主流となっているお酒
シャンパン・スパークリングワイン
シャンパンやスパークリングワインは特に乾杯ドリンクとしては定番のお酒になっています。
食前酒として優れている銘柄が多いというだけでなく、現在の披露宴が西洋式のスタイルが多いという点も関係しています。炭酸は喉を潤してくれるだけでなく、その上品な色や香りが披露宴への期待を高めてくれます。
ビール
ビールはシャンパンよりも日本に浸透しているお酒である点、アルコール度数が高過ぎず最初の一杯に優れたお酒である点などから、披露宴でも定番となっているようです。
カクテル
カクテルはカラフルで華やかである点、甘く飲みやすいものを選択できる点などから、特に女性からの人気が高くなっています。
「色合い」や「甘み」、「アルコール度数」が違うものを複数用意できるのも好まれる理由となっています。
ウェルカムドリンクにはちみつ酒(ミード)の選択肢を
はちみつ酒(ミード)って何?
ミードとは、はちみつ、水、酵母を混ぜてアルコール発酵させて作られるお酒です。ヨーロッパで生まれたお酒ですが、現在は世界各地で飲まれています。
ミードの飲み方やおすすめのおつまみが知りたい方はこちらをご覧ください。
ハネムーンとはちみつ酒
ミードはハネムーンの語源にもなっています。
古代から中世のヨーロッパで、新婚直後の新婦は住居から外出せずに1か月間、はちみつ酒を作り、新郎に飲ませて子作りに励んだとされています。
またお祝いの宴会も一か月間行われたともいわれており、ここから「蜂蜜の1か月」=「蜜月」(honey moon)という言葉が生まれたとされています。
因みに,❝honeymoon❞という語の起こりの理由について,Peter Lorieは「それは非常に簡単な理由で,北欧では,結婚後、月(moon)が丸一周期間経るまで,新婚夫妻やすべての客,その他関係者たちが,媚薬,催淫剤とされる蜂蜜(honey)を飲むことになっていたからである」と述べている。蜂蜜ーこの場合には,蜂蜜そのものであって,その発酵酒ではないとされるーは今日では栄養剤であるが,かつては新婚夫婦にとってはもちろんのこと,人々の間では媚薬及び催淫剤と見なされたようである。
引用:英米文化の背景 「英米人の迷信・俗信」 考 (10) 3 恋と結婚 (その 5) 披露宴・ウェディング・ケーキ・ハネムーン
藤高邦宏 – 倉敷芸術科学大学紀要, 2002 ,190頁
上記の記述では新婚夫婦は1ヶ月間はちみつを飲む習慣があったと記述されています。このように、はちみつやはちみつ酒は古くから結婚に深く関わりのあるものです。
黄金色(ゴールド)に輝くお酒
はちみつ酒は透き通ったゴールドのものが多く、披露宴を華やかに演出してくれます。
ボトルもオシャレなものが数多くあるため、プレゼントする際にはボトルのデザインから選んでみるのもいいかもしれません。
まとめ
はちみつ酒(ミード)はビールやワイン、シャンパンと比べるとまだまだ浸透していないお酒ですが、披露宴やハネムーンにおすすめのお酒です。
甘みが強いものが多く、アルコール度数も高いものから低いものまでさまざまなため、どんな人でも楽しみやすいです。また、ゴールドに輝く見た目も披露宴の華やかさを演出してくれます。
披露宴のお酒としてだけでなく、新婚夫婦へのプレゼントにはちみつ酒を贈ってみてはいかがでしょうか?
披露宴のお酒としてはもちろん、大切な人へのギフトとして国産蜂蜜を100%使用したはちみつ酒「meadol(ミードル)」がおすすめです。
高級感のある木箱に手書きのギフトカードを添えて、あなたの大切な人を思う気持ちを届けます。きっとあの人も笑顔になるはず。
honeyboy&co.の公式ホームページはこちらから
今回紹介したmeadolについてはこちらのボタンからご覧ください。